TVや雑誌で「自己検診が大切だよ〜」ということを言っていますが、実際にどうしたらいいのか、よくわからないなぁ〜?というのが、今回のセミナー参加の理由です。
実際に胸の模型3つ(正常・2cmのしこり2つ・末期のしこり5つ)をさわり比べたりして、早期発見にはどうしたらいいか、どんな人がかかりやすいか、予防は?など、わかりやすく教えて貰いました。(早期発見の仕方は……セミナーに参加してみよう!)
どんな人がかかりやすいか?
乳がんには女性ホルモン(エストロゲン)が大きく関わっています。エストロゲンの分泌される期間が長いと乳がんのリスクが高まります。では、エストロゲンに長くさらされる状態というのは、具体的にどういったことかというと………
・初潮年齢の低下 ・閉経年齢の上昇(55歳以上)
・未婚(30歳以上)・高齢出産(30歳以上、出産未経験の人を含む)
・肥満(閉経後の肥満)・長期間のホルモン補充療法など
……私、超危険!!
日本人女性の20人に1人が乳がんだと言われています。以前は30人に1人の割合だったらしいのですが。こんなに増えてしまったのは、食生活の欧米化や、女性の社会進出で出産しないもしくは高齢出産が増えたことなどが、大きな原因だそうです。実際、欧米では8人に1人が乳がんなんだとか。恐ろしい。。。
予防は?
では、エストロゲンの分泌を抑えるにはどうしたらいいか?実際に分泌が減ってしまって障害が出ると困るわけですが、エストロゲンに似たものを代わりに摂取して、その結果分泌が減る(抗エストロゲン作用)なら問題ないわけです。じゃあ、エストロゲンに似たものって何だろう?それが、近年大流行の大豆イソフラボンなんです。。。あれ、みそ汁で飲んでるじゃん。
ということは、日本人は昔ながらの食生活(野菜・魚)を保てば、乳がんにかかりにくいということなんですね。食生活が変わって、最近の子はみんなスタイルがいいなぁ〜なんて言ってる場合じゃなかったのね。でも、塩分を多く取りすぎるところが、日本食の悪いところらしいですよ。なんでもほどほどが大事。。。
※大豆イソフラボンは乳がんだけでなく、がんの発症予防に有効。そのほかにも更年期障害や骨粗鬆症の予防、前立腺がんの予防に効果があるといわれています。
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