古都奈良へ①

天気は生憎の曇り空。今にも雨が降り出しそうです。今日明日の一泊二日で奈良(長谷寺〜東大寺〜興福寺〜月ヶ瀬梅林)を旅します。バスツアーなので、他のみなさんも一緒。。。と言っても8名(私含む)しかいないので、なんとも小さな団体様です。

お昼はバスガイドさん曰く「動く展望レストラン(バス車内)」で。

←おいしそうでしょ?

 味よし、量よし、見た目よしの満点

 あげたくなるようなお弁当でした。

週末の高速道路渋滞に加え、生憎の雨模様で予定がずれ、本来なら奈良へ来て最初に寄るはずだった「長谷寺」をすっとばし、とりあえず東大寺へ。

奈良といえば鹿。。。

飼い犬よりも人懐っこいです。

それはもう、不気味なくらい。

それが生きる知恵だとしても、

それってちょっと哀しいよね。

でも、カワイイ。。。

ここでちょっと「鹿に紅葉」の哀しいお話

昔、奈良では「鹿を殺めてしまった場合は、死んだ鹿と共に生き埋めの刑」という決まりがありました。ある日、勤勉な少年が習字をしていると、鹿が現れて廊下にあった紙をくわえてしまいました。紙はとても貴重な物だったので、少年は夢中で紙を取り戻そうとしましたが、その拍子に鹿を殺めてしまいました。多くの人が少年に同情し、訴えましたが聞き入れて貰えず、少年はついに死んだ鹿と生き埋めにされてしまいました。悲しんだ少年の母親が、供養のために紅葉の木を植え、それが、鹿と紅葉の始まりと言われているそうです。

しかし、そこまでして手厚く保護していた鹿を、戦中(食糧難)では食べていたのだから、なんだか切ないお話です。その上、鹿肉のことを隠語で紅葉というのだそうな……。

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