パワースポット三輪山に登る旅 ⑥

そうなんです。みんな、意外と平気な顔。私ばかりが赤ら顔＆汗だくだくなのです。原因はわかりきっています。運動不足！！かな〜りの運動不足が判明しました……最後尾を歩いていたのですが、先頭と差が開くばかり……情けない。。。

何度目かの休憩の際に、みんなで地図を見て場所を確認しましたが……何故か私は見せてもらえない。。。今、どれくらいなんだろ〜？いつまで苦しいんだろ〜？そんな私の気持ちがわかるのか「見ない方がいいよ。ホントに。」「見せられん。」「心が折れるよ。」と口々に言われ、隠されました。実はまだ1/3も登っていなかったなんて、死にそうな顔の私には言えなかったんだと、後からわかるのですが。

「ホントに大丈夫？（登頂できそう？）」と言われ、しばらく考えたけど、ここまで来たんだし、登らず帰ったら後悔しそうだったので「大丈夫。頑張りますっ！！」と高らかに宣言。一番歩みの遅い私を先頭に再出発しました。……そして舌の根も乾かぬうちに後悔するのです（笑）

三輪山の登山道は上り下り共に同じで、沢山の人とすれ違います。その度に挨拶をしていました。団体さんだと部活動並みの挨拶になります。最初は気恥ずかしかったのですが、みんな自然で当たり前に挨拶しているので、すぐに慣れました。

しかしその挨拶が、いつの間にか変化していることに気づきました。「こんにちは」だったのが「がんばって」とか「気をつけて」とか、こちらを気遣う様な、そんな言葉をかけられる様に……多分私が先頭になってから……どうやら、かなり必死な様子が伝わっていた様で、本当にお恥ずかしい限りです。でも、温かい言葉に感謝でいっぱいになりました。