私たちと同じくらいのペースで登っている集団がいくつかあり、抜きつ抜かれつしている間になんとなく仲良くなった人達がいました。どう見ても50代グループなんですけどね……お互いを励まし合いながら登ることができました。なんか、こういう出会いっていいなぁ、と思ったり。結局この方達とは山頂まで一緒に行くことになったんですけどね。50代と一緒って……苦笑いするしかありません。
登山を始めてどれくらい経ったのか、かなりのところまで来たのではないか?と思われるところまで来ました(まだ地図を見せてもらえない)。風が出て来ましたし、それに、段々と声をかけてくれるみなさんの言葉が「あともうちょっとだよ」「もう少し!頑張って!!」と、距離を表す様になったからです。
上を見上げても木々ばかりで、この先どれくらいの距離なのか全くわからない中、登り続けられたのは奇跡としか言い様がありません。足の力がなくなり、杖にすがらないでは登れない状態で。友人の励まし、見ず知らずの方の温かい言葉。そうだ、私は一人じゃない!みんなに支えられて生きているんだ!!ありがとう!!みんな、ありがとう!!そして、なんとかゴール!!
……なんて、ちょっと大袈裟にしてみましたが。距離にして4km、往復2時間コースを2時間かけて登るという、、、なんとも本当にお恥ずかしい話なのです。私以外はそんなに激しく体力を消耗していなかった様ですし、ほどほどに体力のある方なら楽しく登山できる範囲(ピクニック)だと思われます。
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